《登山》日本百名山 磐梯山、安達太良山登山 その1

まえがき

2020年9月21日、22日の2日間で福島県の百名山 磐梯山と安達太良山へ登ってきました。

コロナ禍の中、2020年の2月から在宅ワークとなり、はや半年

なかなか登山に行けるタイミングもなく

悶々としておりました。

緊急事態宣言が解除されたタイミングで

1泊2日で磐梯山と安達太良山へピストン登山を計画

本当ならテント泊で縦走と行きたいところですが

コロナ禍で山小屋の休業、テント場の混雑、

もちろんコロナ感染の影響も考え

現時点で一番安心安全な登山方法を考えました。


交通アクセス

南流山から武蔵野線始発電車に乗り、大宮駅へ

大宮駅から東北新幹線で福島郡山駅

郡山駅で乗換て猪苗代駅へ

猪苗代駅は偉人野口英世のふるさと

猪苗代駅外観。結構な数の登山客がおりました


登山口へ

コロナ禍の中、観光業も休業に入り

ホームページの更新が止まっていた為、山小屋やロープウェイ情報がほとんど手に入らなく

現地で臨機応援に考えてみようという状態

実際、猪苗代駅に到着し、バスを探してみたが、やはり休止中であった

仕方なくタクシーに乗車

営業中なら乗っていも良いかなと考えていた

猪苗代リゾートスキー場のロープウェイも運休どころか

リゾート全体が休業状態であった。

タクシーの運転手さんに聞いたら、この辺から山に登るなら

ロープウェイ横の翁島登山口が最適とのことで

こちらで降ろしてもらう。猪苗代駅からは15分ほどだった


翁島登山口より出発

駐車場には車が数台止まっていた。

いきなりクマ出没注意の看板。汗

熊鈴を装着。登山口も少しガスが掛かっている。

山頂は雲に覆われていたが、タクシーの運転手さん曰く、昼には晴れるとのこと

地元の人の情報は絶大だと後で思い知らされる。

9時38分 翁島登山口出発。登山口標高:約820m、所要時間:山頂まで3時間10分

下山は裏磐梯を予定。

翁島登山口はスキー場のリフト下を直登するコース

景色も減ったくれもない、スキー場をまっすぐ歩くのみ。

周りの木々は鬱蒼としており、熊が近くに居てもわからないと思う。


スキー場の車が通れそうな砂利道に出た

しかしここで軽い道迷い。

上り道を右手に出てこの砂利道なのだが

登山道はこの砂利道の右側に合った

普通で考えたら、また下山道じゃないかと思うようなところ

気が付かずに砂利道を5分ほど歩いて進んでしまった。

先ほど地図で見たよりも時間が長いなと気が付き

地図で確認してやっと登山道に気が付いた。

全然気が付かなかった登山道


謎の石碑

石碑のようなものを見つけた。

大正十四年 磐梯山頂の神社社殿改築の時のものらしい

地図を見ても神社らしい痕跡は無い。


ロープウェイ山頂駅通過

次の写真は地図に載っているロープウェイ山頂駅に向かう分かれ道

地図では二股に分かれているが実際は三股のように見える

左はロープウェイの降り口へ、右はリゾート施設への入り口、

写真に写っていない右の道が本道なのだ。

通常の年ならお客さんがたくさんいるのだろうが

廃墟感たっぷりで少し怖い感じがした。

山と高原地図のコースタイムでは1:10だが、

ここまで50分ほどで来れた。

しかし、地図に書いてあった祠は見つけられなかった。残念。


最大の難所?

次の写真も地図に載っている。「ロープあり、岩すべりやすい」の箇所だ

雨さえ降らなければたいした箇所では無い。

しばらく進むと展望が開けた場所に出る。

猪苗代湖を眼下に望む。ギリギリ雲の下に居る様だ。

頂上らしきものも見える。

ここからしばらく藪の中を進む。


愛すべき植物たち

この付近からいろいろな高山植物が見られるようになった。

種類については特に調べないが(調べてもわからない物が多い)

テンションは高くなってくる。


山頂到着

山頂到着12時33分 コースタイム3時間10分の所、2時間55分で到着。

途中の道迷い、そして写真も多く取っていたので

山と高原地図のコースタイムはだいぶ長めに取ってあると感じた。


山頂の岡部小屋。地図には載っていなかったので困惑。

後で出てくる岡部小屋の出張所的な小屋と思われる。

売店と簡単なメニューを提供していたようだが忙しそうだったので注文せず。

タクシーの運転手さんが言ったように雲は消え大絶景となった。

下山する裏磐梯・五色沼方面。最高の景色です。


下山開始

13:30下山開始。

頂上から25分ほど下ったところにある岡部小屋。

ここで登山バッジと飲み物を買った。


弘法清水小屋。岡部小屋の近くにある。

なんてオシャレな小屋なんだろう。

見た目もメニューも完全なカフェだった。

愛の鐘という名称の様だ。おひとり様ですが鐘を鳴らしてみた。


銅沼(あかぬま)

沼は全体的に硫黄の黄色掛かり、磐梯山の削れた岩肌と相まって

日本じゃないような景色。

最後の下り

いよいよ最後の下り。

スキー場を一気に下ります。

スキーだったら1分も掛からず下りられるんだろうけど

歩くと15分掛かりました。

まぁでも素晴らしい景色やね。

下りた後、後ろを振り返ってみました。

磐梯山がまだ見えます。

さよならー。また来ますー。


裏磐梯から二本松駅へ

この後、裏磐梯高原駅(バス停)まで歩き

猪苗代駅まで約40分。

猪苗代駅から二本松駅へと到着しました。

1日目はこれで終了となります。

追伸:夜8時の二本松はお店が殆ど終ってました。

コンビニ弁当を食す寂しい夜。

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