もくじ
使い捨てカイロじゃ満足できない
冬の通勤兼登山テント泊用にハクキンカイロを買いました。
去年までは使い捨てカイロを使ってましたが
やはり気持ち程度しか温かくならないので
寒がりな自分に何かもっといいアイテムは無いかと探していたのです
思いついたのが
小さいころ親父が使っていた金属のアレ
ハクキンカイロです。
![](https://gusha.info/wp-content/uploads/2021/04/peacock.jpg)
ハクキンカイロとは
(ハクキンカイロの仕組み)
ハクキンカイロの燃料はベンジンです。
購入前はライターで火を付けて燃焼させているイメージでしたが
実際はベンジンの気化したガスが
プラチナと触媒しており火はついてません。
とても安全に動作してるのです。
※触媒とは化学反応の一種です。
ハクキンカイロ商品内容
写真はハクキンカイロ本体と付属のフリースの袋と軽量カップです。
本体のサイズは縦101×横68×厚さ15mmです。
ワイシャツの胸ポケットでもだいぶ余裕があります。
フリース袋にはストラップホールがあるので
首からぶら下げる事も可能です。
![peacock_02 peacock_02](https://gusha.info/wp-content/uploads/2020/02/peacock_02_thumb.jpg)
ハクキンカイロ燃料
次は燃料のベンジンです。
大抵の薬局やホームセンターにベンジンは売ってます。
但しハクキンカイロの推奨は2種類のみ
写真のNTベンジンと
エビスベンジン となります。
私が使っているのはNTベンジンです。
NTベンジンはネット通販のAmazonやヨドバシカメラなどで
簡単に手に入ります
![IMG_8386 IMG_8386](https://gusha.info/wp-content/uploads/2020/01/IMG_8386_thumb.jpg)
一度薬局で買った他の種類のベンジンも使ってみましたが
NTベンジンより臭いが少しキツいのと
持続時間に違いがあるようでした。
ハクキンカイロOEM商品
少し話はそれますが
ハクキンカイロにはZippo社へOEM(相手ブランドでの販売)供給している
Zippoハンディウォーマーと言う商品があります。
ハクキンカイロと同じ銀色のものや
期間限定カラーなどが販売されております
![](https://gusha.info/wp-content/uploads/2021/04/article_pc_51ij27Ei5WL._AC_SL1000_.jpg)
![](https://gusha.info/wp-content/uploads/2021/04/01281308_601238ca0e088.jpg)
Zippoハンディウォーマーの燃料はZippoオイルなので
ベンジンより入手し易いと思います。
(注意)ハクキンカイロとZippoハンディウォーマーの見た目は似てますが
火口部分の形状が違うので
ハクキンカイロにZippoオイル
Zippoハンディウォーマーにベンジンは危険と思われます。
絶対にやめましょう。
イニシャルコスト(初期投資費用)
使い捨てカイロとの比較として
ハクキンカイロのイニシャルコスト(初期投資費用)を調べました。
参考例としてAmazonでの値段(時期により変動します)
ハクキンカイロ本体価格:平均3000円
ベンジン:1本500ml 平均700円程度
合計:約3700円
ランニングコスト(維持費用)
イニシャルコストのあとは
使用していく上での費用ランニングコスト(維持費用)を調べました
まず、ベンジンの消費量ですが
12時間で12.5ml(付属軽量カップ1杯)が必要となり
ベンジン1本で1日24時間20日間フルで利用できます。
また、数年に一度火口と呼ばれるライターで炙る部分の交換が必要です
これが743円(公式サイト価格)
使い捨てカイロとの比較
使い捨てカイロと比較してみます。
利用時間:1年の内12月から2月末までの3ヵ月、1日12時間利用する、と仮定します。
使い捨てカイロ 30個498円 3カ月1500円 (近所のドラッグストアで一番安い価格帯)
桐灰マグマ 10個598円 3カ月5400円 (Amazon)
ハクキンカイロ3000円+ベンジン代12.5ml×90回分(2本と1/4) 1575円 =4575円
イニシャルコスト含めないと使い捨てカイロと遜色ない値段。
![hikaku2 hikaku2](https://gusha.info/wp-content/uploads/2020/02/hikaku2_thumb-1.png)
性能・温度(使い捨てカイロとの比較)
使い捨てカイロ平均53度、 最高63度(公称)
桐灰マグマ 平均61度 最高73度(公称)
ハクキンカイロの公称温度はありませんが
温度計で検証した方のデータを見ると
50度あたりから始まりジワジワとあがり10時間後には最高90度近くに達しております。
実際使ってみると
ハクキンカイロはフェルトのケースに入れていても
ワイシャツの胸ポケットでは熱いくらいの時があります
フェルトケース入れないと手で持つことも出来ない位熱いです。
重量(使い捨てカイロとの比較)
カイロは持ち運ぶ物ですので
私の場合登山(テント泊)で利用を考えておりますので
重さはかなり重要な要素となります。
まず、ハクキンカイロ+ベンジン満タン(24時間分)で85gです。
本体 57g +ベンジン2日分 25ml
使い捨てカイロが1個(12時間持続)で40g
2日以上連続で使うなら(追加ベンジン入れても)ハクキンカイロが軽くなります。
リンク
ハクキンカイロ
Gigazine
再利用可能&使い捨てカイロの13倍の発熱量という「ハクキンカイロ」を実際に使い捨てカイロと使い比べてみた
https://gigazine.net/news/20190113-hakukin-hand-warmer-peacock/
ケータイWatch スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/korekori/1039285.html
まとめ
使い捨てカイロより、イニシャルコストは少し掛かりますが
無駄なゴミを出さないエコロジー製品
そしてハイパワー。
使い捨てカイロの温度じゃ物足りない人に
おすすめです。
毎日ベンジン注入するのも慣れてくれば苦ではありません
使い捨てカイロの袋から出してシャカシャカ振るよりも
早い時間で暖まります。
寒がりな方は絶対試して損は無いです!ぜひ!