もくじ
2日目 三山頂上へ出発
7月21日
朝5時、薄暗い中、南御室小屋を出発
しばらくは前日と同じような森林を進みます。
登山道が白砂に代わってきました。
絶景 富士山
地図の2587m付近から砂払岳までは
富士山、八ヶ岳など
360度いろいろな山が一望できます。
背中側に富士山があったのですが
最初気が付かず
前を歩いていた女性が教えてくれ
振り返ったらこの大絶景です。
感動して涙が出てきました。
女性の方ありがとうございました。
薬師岳小屋
薬師岳小屋は新築されてから1年ほどの真新しい小屋です。
しかし水場やテント場はありません。
小屋泊で夜叉神峠登山口から入った方なら
ここで泊まると、南御室小屋より1時間程度短縮できますね。
水場が無いのがネックです。
薬師岳
鳳凰三山、一座目 薬師岳 2780m
薬師岳小屋から10分程度で薬師岳頂上に着きます。
頂上に遮るものが無いため
天気が良ければ眺めは最高です。
八ヶ岳が全景が丸々見ることができます。
八ヶ岳の殆どのピークが見えているのではないかと思います
本当に綺麗な山ですね。
ますます八ヶ岳全山縦走がしたくなりました。
観音岳
薬師岳から観音岳までは稜線をまっすぐ進むだけです。
足場がずっと砂のため
痩せ尾根ではかなり慎重に進む必要があります。
鳳凰三山、二座目 観音岳
鳳凰三山の最高到達点 2840m
ここまではコースタイムよりもだいぶ早く着くことができました。
地図のコースタイムが甘いのではないかと感じました。
地蔵岳
しかしここからの岩稜のアップダウンが堪えます。
コースタイムの貯金をすべて使い果たしてしまい
結構バテ気味、シャリバテなのかな
賽ノ河原に荷物をデポし
10分程度砂の坂道を下ります。
鳳凰三山、三座目 地蔵岳
そしてオベリスク !!
そしてお地蔵さんたち
持ち帰ると願いが叶うそうです。
そしてまた新しいお地蔵さんをお持ちくださいとのこと
※近くの方の解説でした。
地蔵岳の頂上はオベリスクのてっぺんです
若い人たちはチャレンジしてますが
高所恐怖症の私には絶対無理
観音岳の方が高いから良いんじゃねぇかと
自分に言い聞かせて
また賽ノ河原に戻ります。
しかしハエ多すぎ。
高嶺
白砂の稜線。
痩せ尾根もあり
左側はこの写真のようにきわどい傾斜です。
乾いてるから良いけど
雨降ってたら足滑らせて
その時点でさよーならー。って危険な箇所ですね。
高嶺 2779m
ここで富士山、北岳とお別れです。
日本一、日本二位のツーショット
白鳳峠
白砂の稜線、痩せ尾根が終わりました。
やっと少し腰を落とせる場所がありました。
白鳳峠から南アルプス林道までは
ゴーロ帯が続きます。
ゴロゴロした石、浮石が多く(いや殆どと言っていいかも)
2日目で疲れているせいか
集中力が続きません。体幹をもっと鍛えるべきとも思いました。
ゴーロ帯が終わったら
今度は急直下のはしご、鎖場、ロープ場が続きます。
ここでも浮石が多く
2度3度と尻もちをついてしまいました。
本当に何度も心が折れそうになります。
集中しないといけません。落ちたら即死です。
白鳳峠入口そして広河原
白鳳峠入口(南アルプス林道)到着!!
最後の最後まで浮石があります。
登山道の出口にある3段の鉄階段にまで浮石がありました。
最後は思いっきり蹴っ飛ばしてやりました。
疲れたぁー。楽しかったぁー。
南アルプス林道を15分下ります。ここは車通行止めです。
広河原へはこんな川沿いを歩きます。
今年は梅雨が長かったので水の量が豊富です。
バスまで30分ほどあったので
登山バッジを買ったり、
アイスクリームを食べたり
甲府駅まで2時間はゆっくりと寝ることができました。
この界隈にはまだまだ登りたい山があるので
広河原へは今後も何度か訪れるでしょう。
楽しみです。
情報をいろいろ頂いたり
テント場、登山道でお話しできた方々、ありがとうございました。
おかげでとても楽しい山行になりました。
またどこかの山でお会いしましょう!
野呂川広河原インフォメーションセンター https://www.minami-alps-br.org/travel_guide/detail/location_01/tourist_facility/tourist_facility04.html