日本百名山 両神山に登山してきました
会社の公休と土、日で3連休になったため
両神山に1泊2日でテント泊を予定していたのですが
天気予報では真ん中の土曜日だけ大雨
仕方なくテント泊はあきらめ
日帰りピストン登山をして来ました
両神山は秩父にある日本百名山で
西武秩父駅や秩父鉄道の三峰口駅からバスでアクセスが可能です
今回の登山口は日向大谷口
両神山の中ではアクセスが良く
コースタイムが一番短いコースです。
今回は秩父鉄道の三峰口駅からバスに乗ります。
自宅の千葉からは始発に乗っても
三峰口着は8:45
日向大谷口到着は9:48
コース参考タイムは往路3:30、復路2:30 合計6時間
帰りのバス出発が17:20なので
余分な時間は1時間半ほどしかありません。
バスは町営バス、イスは20席もない小さなバスです。
料金は400円と登山口に向かうバスとしてはとってもリーズナブル
日向大谷口到着 予定より10分ほど早く着きました。
気温は27度くらいでしょうか(腕時計の温度計で)
とても暑かったです。
登山道の始まりに両神山荘があります。
名前に山荘と付いてますが民宿ですね。
登山バッジはこちらで購入できます。1種類500円
両神山荘からの眺望
登山道は木が生い茂っており
直接日光が当たるところは殆どありません
そうするともちろん良い景色も皆無です。
左側はずっと急な斜面、高さも結構あります。
いきなり両神神社の鳥居があります。
登山開始してすぐに、花が手向けてありました。
まだ新しい生花だったので
たぶん最近亡くなった方でしょう。
合掌。
ちょっとバランスを崩すだけで命の危険があるということです。
気を引き締めていきます。
川の渡渉が3度ほどあります。
川の幅は3mほど
前日は雨でしたが水量はそれほど多くありませんでした。
景色は良くないですがこういった楽しい?イベントがあります。
渡渉のイベントを終えると
急登が続きます。ほぼずっと急登です。
日向大谷口の標高が600mほど
両神山の標高が1723m
標高差1000mを3時間半で登るため
急登を登り続けることになります。
一昨年のふくらはぎ肉離れ
去年のアキレス腱痛
今回の登りで古傷が痛まないか
恐る恐る上り続けました
一週間前は風邪で体調が悪く
ここにきてやっぱり本調子じゃないことを悟りました
ヤバイ。
本当に途中何度もくじけそうになりました
清滝小屋
日向大谷口から約2時間の場所にあります。
両神山唯一の登山小屋
現在は無人の避難小屋になってますが
作りのしっかりしたきれいな建物です。
トレイもきれいでした
2階建て、避難者用の布団も用意されてます。
清滝小屋のすぐ裏にはテント場もあります。
10張程度、トイレ、水場すぐ近くです。
泊まりたかったなぁー。
清滝小屋から数分のところに滝がありました。
水量はそれほどないですが
20mから30mの高さがあり
なかなかの見ごたえがあります
両神神社到着
清滝小屋からさらに55分
三峰神社と同じ
狛犬の代わりに狼が鎮座しております。
両神山頂上
二等三角点
ほぼコース参考タイムどおりに到着(多分遅い方です。)
頂上はそんなに広くなく10人位が休むことができる場所でした。
富士山は見えませんでしたが
天気が良く近くの山々がくっきりはっきり見えました。
最高の景色です。
しょっぱなの手向けられた花を見てテンションが下がり
足を痛めそうになった永遠と続く急登
そして熱射病も意識した高い気温
めずらしく最初からテンションダダ下がり
いつ引き返そうか、帰ろうかとずっと考えながら登った
でもこの景色をみて一気にテンションは最高潮
これぞクライマーズハイ
これだから登山はやめられない
休んでいる時間はそれほどなく
コンビにおにぎり、魚ソ1本、フルーツケーキを食し
30分ほど休み下山しました。
下山も景色は同じ、人もほとんどすれ違わない
最後の方でランナーズニー(腸脛靱帯炎)が再発?少し痛む
でも何とか定刻より早く無事下山
頂上で一緒になった仲間とは
この後両神山荘で一緒にビールを飲みました。
両神山荘でビールを買ったら
女将特製のキュウリの浅漬けと野菜の天ぷらを無料で!!
振舞ってくれました。
最高に美味かったです
楽しかったぁー。
奥にちらっとアイドル犬ぽん太君。
両神山、今度はゆっくり来たいです。