《レトロ建築めぐり》千葉市1879年創立最古級の教会、日本基督教団千葉教会を訪ねる

千葉市にある、日本基督教団(にほんきりすときょうだん)千葉教会へ行ってきました。

こちらの建物は千葉県指定有形文化財にも選定されており。

歴史はなんと1895年(明治28年)と127年と歴史のある教会です。

建築家は同志社クラーク記念館(京都市)や明治学院大学明治学院記念館を

設計したドイツ人リヒャルト・ゼールです。


アクセス

住所 〒260-0855
千葉市中央区市場町9-20

JR本千葉駅から徒歩8分

モノレール「県庁前」から徒歩約5分


教会入り口

向かって右側が事務所、左の通路奥に教会が見えます。

かなり細い通路ですので見落とさないようにご注意ください。


教会外観

敷地は狭いので建物すべてを入れるには広角レンズでしか撮影できません。

ちょうど買い替えたばかりのiPhone13ProMaxの広角レンズで取ってみました

(性質上少し歪みます)

屋根は桟瓦葺(さんかわらぶき)となっており和風です。

入り口の上に見えるのが塔屋

壁の板材はクリーム色で落ち着いた感じに見えます

この日は土曜日でしたが、事務所にいらっしゃった牧師さんにお願いしたところ

快諾を得て教会内に入れて頂きました。


教会内部

千葉教会は日本基督教団の中でも英国長老派から始まる系譜

建物内には十字架がありません。

すてきな窓枠です。

2階もあるとのことで、ご厚意で入れて頂きました。

急な階段でしたがなんとか2階へ、板張りの天井が素敵です。


牧師さんは千葉教会に来る前は北海道の小樽や旭川にもいらしたとのことで

道産子の私と北海道の話で盛り上がりました。

外からは何度も見たことはあったのですが

内部に入らせて頂いたのは初めてでした。

プロテスタント教会らしい質素で落ち着いた建物でした。

本当にすばらしい教会建築に巡り合えました。


名称:日本基督教団 千葉教会
https://www.chiba-church.org/
竣工:1895年(明治28年)
設計:リヒャルト・ゼール
住所:千葉市中央区市場町9-20
文化財登録:千葉県指定有形文化財

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