もくじ
はじめに
このページでは一丁焼きのたい焼き屋をご紹介します。
ショッピングセンターなどで見かけるたい焼きは
その殆どが機械による大量生産
一丁焼きとは:
職人さんが1つ1つ焼き型を使い手作業で焼いて行く
たい焼きのことを言います。
同時に何個も焼けないため、大変手間のかかる作り方です。
しかし、形は似ているが大量生産のたい焼きとはまったく別の食べ物です。
皮はパリパリ、餡子もしつこくない甘さとなり
2個も3個も食べられる不思議な食べ物です。
天然物と養殖
たい焼きの鯛にちなんで
一丁焼きを天然。
大量生産できる機械での生産を養殖なんて
呼び方をすることがあります。
なかなか面白いことを考える人が居ますね。
一丁焼きのたい焼き名店ご紹介
最近全国的に「鳴門鯛焼本舗」というフランチャイズチェーン店が増えてきておりますが
こちらも一丁焼きのたい焼き屋ですが
なんせお店の数が膨大で紹介しきれないのと
あんこの味があまり好きでないため取り上げません。
こちらのページでは「たい焼き御三家」と呼ばれるお店と
そこからの暖簾分けのお店を中心にご紹介していきますね。
麻布十番 浪花家総本店
たい焼き屋御三家と呼ばれるたい焼き屋の1つ
1909年(明治四十二年)創業の老舗のたい焼き屋さん
「およげたいやきくん」のモデルにもなったお店です。
たい焼き発祥の店と言われている麹町浪花家(現存せず)からの暖簾分け
まず兄弟子が麻布十番浪花家総本家を開き
弟弟子が本所両国に浪花家本店を開きました
先代は「およげたいやきくん」にも出てくる
たい焼きを焼くキャラクターと同じ
縞々のシャツを着てお店にいらっしゃいました
2階はたい焼きも食べられるカフェとなっております。
たい焼き1つで麻布十番にビルが建ちました。すごい。
麻布十番 浪花家総本店 東京都港区麻布十番1丁目8−14
人形町 柳屋
こちらもたい焼き屋御三家の1つ
1916年(大正5年)創業の老舗
甘味処が多い人形町でも有名なお店です。
たい焼きがあまり好きではなかった私を
たい焼き好きにさせたお店です。
今でも人形町に行ったら必ず訪問します。
※杉浦日向子さん著「4時のおやつ」にも出てましたね。
人形町 柳屋 東京都中央区日本橋人形町2丁目11-3
四谷見附名代 たいやき わかば
たい焼き屋御三家の1つ
1895年(明治28年)創業
学生街、オフィス街と言うこともあり
こちらも行列が絶えないお店
ここに載せたお店の中では
職人さんの数は一番多いのではないでしょうか
いつも2人の職人さんが一丁焼きの型をカチャカチャ音を立てながら
焼いています。
焼けたたい焼きは焼き方の職人さんからベルトコンベアで
包装する店員さんまで届くようになっており
お客さんの回転が速いお店です
四谷見附 名代 たいやき わかば 東京都新宿区若葉1丁目10
根津のたいやき
1952年人形町柳屋の支店として開業、その後暖簾分け、
1999年に暖簾を返上し、今の屋号となっております。
ガイドブックでは御三家の1つに数えられることもある有名店です。
土曜日と日曜日にはお店がお休みと言うこともあり
平日も行列が絶えず、早い日ではお昼過ぎに売り切れることがあります。
根津のたいやき 東京都文京区根津1-23-9 定休日:土、日、祝 ※不定休あり https://twitter.com/taiyaki_nezu
浅草浪花家
麻布十番 浪花家総本店からの暖簾分け
歴史はまだ新しく2010年開業となります。
しかし観光地浅草で立地も良いことから
いつも行列の店となっております。
店内でも食べることが可能です。
浅草 浪花家 https://a-naniwaya.com/ 東京都台東区浅草2-12-4 定休日:不定休
元祖浅草天然たい焼 写楽
浅草には一丁焼きのたい焼きは浪花家さんと
この写楽さんの2店舗があります(鳴門鯛焼本舗は数えてません)
言問い通りを越えた先にあるので
浅草の喧騒から離れ、少し静かになったところにお店があります。
(※最近裏浅草と呼ばれるスポットで騒がしくなりつつありますねw)
浅草 写楽 東京都台東区浅草3-9-10 http://taiyakisharaku.com/ 定休日:毎週月曜日