めざせ富嶽陥落! その5 頂上編

御来光の後、我々が目指す頂上が顔を出す。
あともう少しだけど、本当に人・人・人。
おまえらグレイシー一族かっちゅー位
人が繋がっている。

本当ならあと1時間も掛からない距離なんだろうと思うけど
実際にはここから3時間!!も掛かった。

 

御来光を浴び体が浄化されるかの如く
今までの数々の悪行が走馬灯のように
駆け巡る。そしてその度に涙があふれ出てくる。
(そんなに悪いことしてないけどね。)

 

近くに居た親子で登山をしている人を見て
小学生がゼェゼェつらそうに登っているの見て
自分の子供を思い出し、また涙、涙。

子供にこんな辛いところ連れて来ちゃダメだよ!と
親を叱りたくなったけどそんな気力もない。
この子供トラウマにならないと良いけど。

頂上に着いた時には仲間も探す余裕さえなく
空いている地面に倒れ込む。
徹夜で登頂した人は殆ど倒れ込むようにして
寝こんだのだと思う。
僕の見た感じ半分くらいの人は寝ていた。

もうとにかく寝たい!
砂利の上で一瞬で寝た。
普通だったら痛いんだろうけど
そんなことどうでも良い。

これが頂上に立つ
浅間(せんげん)神社の碑
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30分経ち起きたけど中々起き上がれない
仲間にも見つけてもらえず
携帯も繋がらない。

もしかして俺を置いてみんな下山しちゃったかもなと思い
最後の気力体力を振り絞り身支度をする。
噴火口付近に行くと
友人3人も死んだように眠っているのを見つける。

この付近は8割がた死んだように眠っている人だ。
噴火口から有毒ガスが出て死んでいるんじゃないかと間違うほど

食欲もないが下山のため
少しでも腹に詰め込んでおく。

気圧の違いからカロリーメイトの袋もここまで膨らむ。 
2008071905_2

ディスカバリーチャンネル「エベレスト、極限への挑戦」
ラッセル・ブライス曰く、頂上は折り返し地点。
けど折り返し地点にしては
もう体力の限界。

噴火口近くまで行く体力もなく
だいぶ手前でポージング。これが精一杯。 
 2008071906_2

頂上のトイレは激混み。
一体何時間待つのだろう。

写真と記念品を数点買い
頂上を後にする。

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