《レトロ建築めぐり》気のすむまで横浜山手。洋風建築が連なる異国情緒漂う丘の街 その1

はじめに

梅雨の晴れ間、ひさしぶりに横浜の洋風建築をいくつか巡ってきました。

横浜に来ると洋風建築巡りをしている方が多いことが再確認されます。

本当に好きな場所です。


アクセス

今回はJR石川町駅からスタートします。

最初に訪れたブラフ18番館までは

もの凄い急な坂となります。

景色も良いので、ゆっくりゆっくり行きましょう。


ブラフ18番館

坂を上りきると入り口があります。

ここからもまた階段です。


竣工:大正末期

元々は山手町45番地にあったオーストラリアの貿易商バウデンの邸宅

1993年に現在地へ移設し一般公開されてます。

現住所:神奈川県横浜市中区山手町18


内部は公開されております。しかも無料です。

展示内容からも有料にしても良いと思うのですが

横浜市のプライドでしょうか。

ブラフ18番館
竣工:大正末期年
神奈川県横浜市中区山手町18
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/bluff18/

外交官の家(旧内田家住宅)

ブラフ18番館の隣にある外交官内田定槌の家です。

こちらは重要文化財指定を受けております

元々は東京都渋谷区南平台町にあった建物を

移築して公開しております。

内田定槌はスウェーデン公使の時に

ストックホルムオリンピック日本選手団のサポートを行ったことでも有名で

NHK大河ドラマ「いだてん」にも内田公使という役柄で出ております。

2階から見た景色。素敵すぎ。

外交官の家
旧内田定槌邸
竣工:1918
神奈川県横浜市中区山手町16番
旧所在:東京都渋谷区南平台町
重要文化財

横浜共立学園本校舎

次はW・M・ヴォーリズ設計の横浜共立学園本校舎です。

最近修復を行ったようです。以下記事をご確認ください。

正門からチラッと見えるのですが

さすがに写真は難しいので校舎裏の公道から

校舎背面を撮ってみました。

東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/9924

山手214番館

こちらは横浜共立学園のすぐ隣にある洋風建築です。


門の間から写真だけ撮らせて頂きました。

門柱のフォントにグッときますね。


案内板を見ると横浜共立学園本校舎が管理しているようです。

案内板も柵の中。


建物内部の一般公開はしていないようですが

火曜日から土曜日のAM10時からPM15時

庭園通路までは入れるそうです。


カトリック山手教会

内部撮影は可能。

今回は日曜日のミサの時間と重なったため撮影はしておりません。

カトリック教会で撮影不可の所はあまり聞きませんね。

世界最大宗派の懐の深さです。

カトリック山手教会
神奈川県横浜市中区山手町44
https://catholicyamate.org/

横浜司教館

こちらはカトリック山手教会と同じ敷地内にある建物です。

エントランス部分のみ2000年に復元されております。

内部は非公開となっております。


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