《レトロ建築めぐり》国宝建築、超豪華最高傑作建築物、迎賓館赤坂離宮に行く

5月4日ゴールデンウィーク中に迎賓館の公開日で

いろいろなイベントも開催されるとの情報が入ったため行ってきました。


アクセス

JR利用の場合

中央線・総武線「四ツ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分

東京メトロご利用の場合

丸ノ内線「四ツ谷」駅下車、1番出口より徒歩約7分

南北線「四ツ谷」駅下車、2番出口より徒歩約7分

※迎賓館には駐車場はありません。


迎賓館の公開について

基本的には水曜日は休みです。

接遇と呼ばれる各国首脳が迎賓館を訪れる日も休みとなります。

接遇のため急に公開がキャンセルされることもありますので注意が必要です。


参観入場口

学習院初等科側の迎賓館西門より入場となります。

正門からは入れませんのでご注意下さい。

要所要所に警護官の方が立って案内してくれてますので

迷うことは無いと思います。


入場についての注意事項

参観料金を払う前に

内閣府の警衛官によるセキュリティチェック(手荷物検査)があります。

警護官が直接カバンの中をチェックしたり

空港と同じ金属探知機を通すこともあります。

危険物、刃物等持っていた場合は即逮捕されますので

必要のないものはできるだけ持ち込まないようにしましょう。


撮影について

庭園(前庭、主庭)の撮影と庭園から建物の外観の撮影は可能です。

国の重要施設のため致し方ない所ですが

本館内部、和館内部は見学のみで撮影はできません。

カメラ、スマホもカバンにしまった状態での見学となります。

警護官の数はかなり多いのでご注意ください。


参観料金

本館・庭園一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下:無料
和風別館・本館・庭園
※全ての場所が見られるセット
一般:2,000円、大学生:1,500円、中高生:700円
※小学生以下はご参観いただけません。
※本館を参観するかは、当日参観料支払い時にご選択いただけます。
和風別館・庭園一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円
※小学生以下はご参観いただけません。
※本館を参観するかは、当日参観料支払い時にご選択いただけます。
庭園一般:300円、大学生以下無料

本館:洋風の建物、各国首相との会談、発表に使われております。

和館別館:日本国総理と各国首脳等、少人数で利用する建物

アメリカ トランプ前大統領が来日時に鯉にエサをやっているシーンがありましたが

あの会談はこの和館にて行われました。

※参観料金に書かれている「小学生以下は参観出来ない」と言うのは和館別館のこととなります。

当方は小学生以下の子供連れで本館の見学が可能でした。

庭園:本館正門側の前庭と本館のバルコニー側、大きな噴水がある主庭からなります。


建築物について

竣工は1909年(明治42年)、

2009年、明治期以降の建築としては初めて国宝に指定されました。

国宝建築としては一番歴史が浅い建物です。

当初は旧東宮御所であり天皇陛下の住まいで

関東大震災、太平洋戦争も建物は無事でした。

戦後は国立国会図書館として、また官公庁の施設として利用されてましたが

戦後に日本が国際社会に復帰したため外国の賓客を迎える施設として

5年の歳月と108億円を掛け、1974年迎賓館として完成

国外からの調度品や家具、

人間国宝級の日本の職人の粋を集めた陶器、美術織物などが

集められております。

日本では唯一のネオ・バロック様式の建築物と公式サイトには書かれております

ネオ・バロック様式はフランス ナポレオン三世の時代に起こった様式で

日本では迎賓館、東京国立博物館表慶館などがネオ・バロック様式に該当します。


設計:片山東熊

迎賓館の設計はジョサイア・コンドルの弟子である片山東熊(1854年-1917年)

東京国立博物館表慶館や京都国立博物館、奈良国立博物館

旧竹田宮邸(現・グランドプリンスホテル高輪貴賓館)も片山東熊の設計である。

迎賓館の本館は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎も設計協力している。


前庭から本館

正門側から撮影した写真です。

迎賓館本館の長さは125mもありますので

広角レンズでも思いっきり後ろに下がって撮る必要がありました。


庭園(主庭)から

庭園側からの撮影

意匠もすばらしいです。


庭園(主庭)の噴水

ネオゴシックらしい彫像です。


西門側

外国に来ているような錯覚を覚えます。


前庭部分

前庭

左右対称でもう一方にも同じ建物、同じ噴水ががありました。

絶えず噴水が放出されております。

管理室みたいなものでしょうか

調べてもわかりませんでした。

屋根が特徴的です。


正門

正門です。当日はイベントのため開いてましたので

閉じてるところは撮影できませんでした。

開いていない方が珍しいようです。汗


警護官のためのポリボックスです敷地の中と外に1つずつあります。

こちらも屋根は銅板が貼ってありレトロな感じです。

迎賓館赤坂離宮(旧東宮御所)
https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/
竣工:1909年
設計:片山東熊
東京都港区元赤坂2-1-1
国宝

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